2階に入所されている方が100歳を迎えられ、

江津市よりお祝いに来所されました。

ご家族と一緒にお祝いの品など受け取られ

笑顔で喜んでおられました。

10月24日にポジショニング勉強会を行いました。アビリティーズ・ケアネット株式会社の方2名が来られ、各々の利用者にあったポジショニングを学びました。

　療養型である2階は寝たきりの利用者の方が多く、定時の体位変換を行っています。その際、体の向きや、脚の位置、枕をどこにどう入れるか頭を悩ませます。例えば、両腕、両脚が拘縮している方で、腕の下、脚の下、あるいは曲がっている脚の間に枕を入れる。でも、どうも安定せず拘縮の間に強引に枕を入れてみたり、流れ作業のごとくいつも通りに枕を入れてみたり、最後には本当にこの枕の入れ方はいいのだろうか、あるいはこの枕の数はこれであっているのだろうかという疑問がわいてきたりする。そういった疑問を解消するためにも、今回の勉強会はあったように思う。

　これで2回目となるポジショニング勉強会。私は今回初めて出席した。約1時間にわたる実演であったのだが、私はすべて理解したとはいえない。しかし、少しづつでも実践できたらと思う。どうやら、毎月このポジショニングの勉強会は行うよだ。

　2階の「勉強」はまだまだ続く。

『山陰二月号』に利用者様が投稿した俳句が掲載されました。今回は５句が載りましたが、３句以上載ったのは初めてとのことです。その利用者の方は工作等も得意でよく折り紙を折ったり切ったり貼ったりされております。またピアノも上手で童謡等を毎日のようにひいておられます。では、掲載された作品を。

句誌の来ぬ病床淋し年の暮

病床に十二月号句誌届く

左腕折れし多忙の年の暮

長髪を雑に束ねて年の暮

なだらかな中国山地冬の山

時に私たちも俳句など読んで季節感や人生観を感じてみるのもいいかもしれません。